ほとんど滑り込み。
方針としては、規制値等を否定する根拠は自分自身としては持っていないので、アマチュアに限らず妨害の可能性があること、無線LANを使えばいいでしょ、という書き方にしました。
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総務省総合通信基盤局
電波部電波環境課 御中
「高速電力線搬送通信と無線利用との共存について(案)」についての意見
アマチュア無線局JL1LNC
第一級アマチュア無線技士
納村恵信(なむら・やすあき)
神奈川県横浜市青葉区………..
TEL: 090-3…-…. / E-mail: jl1lnc@jarl.com
今回、総務省が意見を募集している高速電力線搬送通信(いわゆるPLC)と
無線利用との共存について、以下の二点の理由によりPLCの実用化に反対
します。
1. 既存の無線通信システムに大きな影響を及ぼす可能性があること
2. 無線LANによる代替手段があること
以下、それぞれについて詳細に説明します。
1. PLCは既存の無線通信システムに大きな影響を及ぼす可能性があります。
・今回意見を募集しているPLCは屋内配電線を用いたものですが、本来屋内
の配電線はあくまでも電力線のためのものであり、30MHz以下とはいえ高い
周波数の信号を漏洩なく伝送させる機能はありません。
・さらに、すでに配線されている屋内配線は様々な形態のものが存在している
ことが考えられるため、今回の研究会で示された測定方法では実際に導入
されたときの漏洩値を予測することは出来ません。
・今回対象となっている2~30MHzには様々な無線通信システムが運用して
います。例えば、私が楽しんでいるアマチュアバンドだけを考えても、1.9MHz
帯と3.5MHz帯は夜間の国内通信に、7MHz帯と10MHz帯は昼間の国内通信
と夜間は海外との通信、14MHz帯と18MHz帯、21MHz帯は国内、海外共に
利用出来ますし、24MHz帯と28MHz帯はVHFバンドの50MHz帯にも似た伝搬
を感じるときもあります。さらに海外との通信を主に考えている方にとっては
また別の見方があるはずです。アマチュアバンドだけでもこれだけいろいろ
性質が違うのですから、さらに他の無線通信システムまで含めるとまさに
多種多様。それらに対してひとつ残らず影響を与えないものになるとは到底
考えられません。
2. PLCで想定している使い方はすでに普及している無線LANで代替出来ます。
・屋内配電線を用いたPLCに代替手段が無いわけでなく、むしろすでに普及
している無線LANでしたら充分に価格的にもすぐに導入出来るものです。
・この状況で、他の無線通信システムに影響を及ぼす可能性のあるPLCを
新たに推し進める必要はまったくありません。
以上