第3回JARLマイクロ波入門講座

(JARL June 2006 NEWS TOPICS INFORMATIONより)
・日時 平成18年6月25日(日)13:30~16:45
・場所 スカイタワー西東京(東京都西東京市芝久保町5-8-2)タワープラザ会議室
(最寄り駅:西武新宿線花小金井駅)
・参加費 JARL会員500円、会員以外の方1,000円
(以下は上記WEBページのプログラムをもとにしました)
・「マイクロ波帯入門講座の開催にあたって」JARLマイクロ波委員会委員長 JG1QGF種村陽亜氏
開会のあいさつ。JARLのバンド防衛の取り組みとしてPLC問題の紹介。途中からマイクロ波バンドとかぶるUWBの話になってたけど。
・「マイクロ波帯の楽しみ方(必要機材から実際の運用まで)」JARLマイクロ波委員会委員 JH1UGF槇岡寛幸氏
すぐに運用が出来ることをマイクロ波バンドのいいところにしたいと、ご自身が使われている小型ディッシュ+トランスバータ+親機+バッテリーのセットを紹介。ゲイン30dB以上のアンテナを使えるところがマイクロ波バンドのいいところ、だとも。交信相手がいないことについては、みんなでバンドがいっぱいになるぐらいにビーコンを出そうとの提案も。
いまトランスバータ等で使用している同軸リレーも今後はジャンク品からしか入手しにくくなることについては、アンテナから偏波のの異なる端子を出してそれぞれ送受信に使えばアイソレーションも充分にとれる、って検討もしてるらしい。
あと、きょうのおみやげとして教えてくれたのが運用地点間の電力損失で、34.25x(20log(d[km])+20log(f[MHz]))。
## logにかかるのは20でなく10だと思ってたんだけど、う~ん、調べてみるか。
・「マルチメディアタワー「スカイタワー西東京」の概要」(株)田無タワー技術管理部長 鈴木信克氏
紹介ビデオとD-STARTレピータのナイショの見学会。足がすくんで動けなくなりそうだったので、手すりのあるところから外には出られませんでした(たいていの方はだいじょぶだったみたいですが)。
10GHz系は、レピータ~アンテナまでAndrewの同軸ケーブルで10m、6dBほどの損失。
・アンテナ入門「マイクロ波帯アンテナの種類と特徴」JARLマイクロ波委員会委員 JF1VAS成澤 融氏
ホーンならだれでも20dB出せるぞ、八木ならプロでも難しいよ、とのこと。マイクロ波も、アンテナ製作から入るのもいいかも~。
・「D-STAR を支えるマイクロ波技術」アイコム(株)ならやま研究所所長 櫻井紀佳氏
10GHz幹線系の紹介。帯域が10MHzと広くて、感度点は-80dBmぐらいとのこと。高い周波数ではリニアアンプが難しいので、定振幅変調のGMSK(時間軸と周波数軸とで同じ波形←知らなかった!)を採用。
D-STARの高速版は5.6GHzバンドで動画の出来る2Mbpsを目標に研究中(まだ商品開発ではない)。GMSKで帯域幅は2.5MHz。
ならやまレピータは、太陽電池とバッテリーだけで一年以上稼動している。
Andrew FSJ4 50Bは10GHzで4.8dB/10m、700円/mほどの価格だが、コネクタが3,500円でメーカーで付けてもらわなくてはならない(なので、アマチュアでも必要な本数だけ売ってもらえるのではないか)。
## 8DSFAは、どうやら2GHzぐらいまでしか使えないらしい。
セミリジッドケーブルを使ったフィルタの紹介。なるほど、こういう手もあったか、という感じだけど、結合のキャパシタ、小さくしなきゃいけないのかなぁ。この理屈も調べておかないと。
同軸フィルタの紹介。こちらは自信があるとのこと。生駒レピータは近くにアナログテレビ、ディジタルテレビのアンテナがあるため、その対策で効果があったらしい。
—–
入門講座とはしながらも見た顔ばかり、というのはJH1UGF槇岡さん。
昨年は開催されず、初めて参加したのがおととしの第二回。自分での製作モノは時間がなくてなかなか出来ないけど、この手のイベントにはまた顔出したいな、と。
## トップの写真は、講座終了後に敷地の外に出てから下から撮ったものです。
